日本とタイの時差は2時間。
タイ時間は、日本時間の2時間遅れです。たとえば、日本時間で正午12:00は、タイでは同日の午前10:00になります。
現地時間に時計を合わせるには、
- 日本からタイに行く場合は、時計を2時間遅らせる
- タイから日本に行く場合は、時計を2時間進める
必要があります。
今回は日本とタイの時差についての話題です。
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タイのUTC(協定世界時)とGMT(グリニッジ標準時)
タイのUTCとGMT
タイの時間は、「UTC(協定世界時)」、「GMT(グリニッジ標準時)」から7時間進めた時間。すなわち、「UTC(協定世界時)+7」、「GMT(グリニッジ標準時)+7」です。
日本の時間は「UTC(協定世界時)+9」、「GMT(グリニッジ標準時)+9」になります。
UTC(協定世界時)とGMT(グリニッジ標準時)とは
現在における時刻のグローバル・スタンダードは、原子時計を基本に調整された「UTC(Universal time coordinated)」。UTCは、かつての基準で地球の自転を基に計られる「GMT(Greenwich mean time)」より高精度とされます。とは言え、両者の誤差は、日常生活では支障をきたさない程度だそうです。
シチズン「GMT と UTC の違いについて教えてください。」
タイの時間
タイ標準時
「JST( 日本標準時)」を基準にするならば、タイ標準時は「JST( 日本標準時)-2」になります。両国ともに「サマータイム」は実施していません。また、両国の間に「日付変更線」はありません。
したがって、日本からタイに行く場合は、時計を2時間遅らせる、タイから日本に行く場合は、時計を2時間進めることで現地時間に時計を調整することができます。
- タイ時間=日本時間-2時間
- 日本時間=タイ時間+2時間
タイの標準時子午線「東経105度」
▲東経105度線
タイの標準時子午線は「東経105度」です。日本の標準時子午線「東経135度」の通る街といえば、兵庫の明石が有名ですが、東経105度は東南アジアのどんな場所を縦断しているのでしょうか?
タイではイサーン地方のラオスと国境を接する「ウボンラーチャターニー」、ラオスのサワンナケート県、カンボジアのプノンペン、ベトナムではカントー市近辺を通っています。
タイのタイムゾーンの名称
タイ標準時のタイムゾーンは「ICT(インドシナ時間 / Indochina Time)」です。
ICT(インドシナ時間)に属する隣国は、ベトナム、ラオス、カンボジア。インドネシアは、ジャカルタがある西部が同じくUTC+7エリアです。
タイの南に目を移すと、マレーシア、シンガポール、フィリピン、インドネシア中部(バリなど)がUTC+8に属しています。
タイの北西に位置するミャンマーはUTC+6.5です。
タイ語で時差の表現
タイの時間は日本よりも2時間遅れています。
เวลาที่เมืองไทยช้ากว่าญี่ปุ่น2ชั่วโมง (ウェーラー ティー ムアンタイ チャー グワー イープン ソーン チュアモーン)
日本とタイの時差は2時間です。
ญี่ปุ่นกับเมืองไทยเวลาต่างกัน2ชั่วโมง(イープン ガップ ムアンタイ ウェーラー ダーン ガン ソーン チュアモーン)
タイ語時間の英語
タイ語時間の英語は「Time in Thailand」などです。
時差ボケ
時差のある国や地域に移動することで、体内時計が乱れると「時差ボケ」になることがあります。主な症状は、倦怠感、疲労感、頭が重い、イライラなど。
時差ボケは、通常4~5時間以上の時差で症状が出始めるといいます。日本とタイの時差は2時間なので、あまり心配することはなさそうですね。
タイ語で時差ボケは何?
タイ語で時差ボケは「เจ็ทแลค(ジェト レーク)」などです。
タイの時間のまとめ
タイと日本の時差は2時間です。日本からタイの友達に電話をするときは、「現在時刻-2時間」が現地の時間になります。