タイで記録的なメガヒットを放った注目のホラーコメディー映画「PEEMAK~愛しのゴースト」が18日、いよいよ東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート六本木、各地のコロナシネマワールドほか全国で公開される。デジタルセルも同時配信予定だ。
「愛しのゴースト」はチュラロンコン大学で映画を学んだバンジョン・ピサンタナクーン監督が、タイに伝わる有名なバンコク・プラカノンの怪談「メー・ナーク・プラカノン」を題材にして映画化した作品。タイでは2013年3月に公開され、ボックスオフィス歴代1位を記録、驚くことにタイ国民の10人に1人が見た計算になるといわれる大作だ。
■愛しのゴースト/PEEMAK
“新感覚”──「愛しのゴースト」をシンプルに説明すれば、まさにこのひと言に尽きるだろう。
ギャーと叫んだかと思えば、ワハハと大いに笑い、そして最後はウルウルと涙を流してしまうのだ。
この感覚は我々が知らなかった新たなるエンターテインメントだ。
映画.comではこう書きつづっている。予告編を見ただけでもその雰囲気が伝わるかも知れない。
Contents
バンコク・プラカノンの怪談「メー・ナーク・プラカノーン」とは?
「メー・ナーク・プラカノン」は過去に幾度となく繰り返しドラマ化され、そして映画化されてきたタイに伝わる19世紀、ラーマ4世モンクット王時代の有名な怪談。バンコク・プラカノン運河沿いで暮らすナークとマークの身の毛もよだつ愛憎劇。マークを愛するが故に、ナークは死んだ後も成仏することなく逃げるマークを呪い祟りを起こすが、最後はプラカノン運河に葬られ姿を消したと伝えられる。
マーク役を演じた「マリオ・マウラー」
1988年12月4日生まれの25才。2007年公開のボーイズラブを描いた「ミウの歌〜Love of Siam」でトン役を演じて一躍有名になる。父親はドイツ人で母親は中国系タイ人。
ナーク役を演じた「ダビカ・ホーン」
1992年5月16日生まれの22才。父親はベルギー人で母親がタイ人のハーフ。ランシット大学でコミュニケーション・アートを学んだ。LUXやL’Oreal、日本では資生堂「Za(ジーエー)」のモデルで知られる。
「PEEMAK~愛しのゴースト」概要
■スタッフ
「監督」 バンジョン・ピサンタナクーン/Banjong Pisanthanakun
「脚本」 バンジョン・ピサンタナクーン
「キャスト」 マリオ・マウラー/Mario Maurer
ダビカ・ホーン/Davika Hoorne
■作品データ
「原題名 」 PEE MAK/พี่มาก..พระโขนง
「製作年」 2013年3月
「製作国」 タイ
■オフィシャルウェブサイト
「愛しのゴースト」
(更新日 2014年10月13日)