バンコク・ドンムアン空港を利用した時などに、よく訪れていたモーチットやアヌサワリー周辺だが、バンコク・スワンナプーン国際空港が開港した2006年以降、その機会はめっきりに減ってしまった。しかし、LCC各社、特にエアアジアグループがバンコクの発着空港をスワンナプーン国際空港からドンムアン空港に変更してから、最近になってこの地域を訪れることがまた多くなってきた気がする。
先日も夜遅い便でバンコク・ドンムアン空港に到着。当日中にパタヤの手前にあるシラチャに移動する予定だったのだが、フライトに疲れて気力を失ってしまった。翌朝に移動することに予定を変更して宿を予約することにした。
安くて清潔なゲストハウス「PODホステル カフェ デザインショップ」
翌朝早くに出発する予定なので、宿は安くて清潔で、身体を横たえるスペースさえあれば十分だ。ただしドンムアン空港からはできるだけ都心に近いところまで夜の内に移動しておきたかった。BTSが使える周辺まで来れば、翌朝の渋滞を避けることができるからだ。
今回お世話になった宿は、BTSアヌサワリーチャイ駅のすぐそばにある「PODホステル カフェ デザインショップ」だ。
ドンムアン空港からアヌサワリーチャイ駅までは、空港バスとBTSを乗り継いで1時間ほど。アヌサワリーはスクンビットからも近いし、バス路線の起点にもなっており便がいい。飲食店も多いし買い物にも困らない。
BTSアヌサワリーチャイ駅を下車。駅と直結するロータリー歩道橋をモーチット方面に向かい、パホンヨーティン通り(国道1号線)に繋がる階段を下りる。高速道路高架橋の下を通り過ぎるとセブンイレブンがあり、そのすぐ隣が「PODホステル カフェ デザインショップ」になる。
駅から徒歩で10分もかからない便の良いロケーションにあり、1階はモダンでお洒落なつくりのカフェになっている。24時まで営業のカフェがレセプションも兼ねており、夜遅くの到着にもかかわらずスタッフはフレンドリーに出迎えてくれた。
今回は3階のカプセルと呼ばれるドミトリーを予約した。Sleep Podと名付けられた大部屋のドアを開けると、広々としたフロアが目に飛び込む。お洒落で空間に余裕があり、落ち着た雰囲気だ。各自の空間はコンパートメント形式になっており、清潔でプライバシーにも配慮されている。ベッドの脇には自分専用のコンセントがあるのでスマートフォンの充電も心配無用だ。
水回りもシンプルで清潔だ。2階はバス・トイレ共用の個室になっている。数日間を過ごすのであれば、プライバシーが守られてゆったりとくつろぐことのできる個室タイプがおすすめだ。
気になる宿泊料金だがカプセルが千円台前半、個室タイプが二千円台前半から泊まることができる。アヌサワリの便利で新しいホステルだ。
「PODホステル カフェ デザインショップ」の場所
---POD Hostel&Designshop---
住所 156/3 Phahonyothin Rd
Samsen Nai,Phaya Thai Bangkok 10400,Thailand
TEL +66 95 449 8698
(更新日 2014年10月9日)