2010年暮れから新年にかけてラオスの2つの世界遺産を訪れる機会に恵まれた。首都ビエンチャンは幾度となく訪れたことがあるが、内陸部を旅するのは初めてだ。
バンコクからビエンチャンへは、陸路では長距離バスが便利だ。ウドンタニー、ノーンカーイからはビエンチャン行きの国際バスに乗り継ぎができる。空路ならワットタイ国際空港まで1時間10分のフライトだ。Air AsiaなどLCCでウドンタニー空港を利用することもできる。
ラオスは人口約600万人 、メコン川でタイのイサーン(東北)地方と接し、歴史的にも深い繋がりがあり習慣や食文化、言語など多くの共通点を見つけることができる。山岳地帯ではベトナム、中国とも国境を接しており、ベトナム系や中国系の住人も多く見かけることができる。
今回は陸路でバンコクからウドンタニーを経由してビエンチャンに入る予定だ。ビエンチャンを基点にバンビエン、世界遺産に登録されているルアンパバーンを目指す。ビエンチャンに戻った後、ラオス南部パークセー、そしてもう一つの世界遺産であるチャンパサック県のワット・プーを訪れようと思う。
ウドンタニーは好きな街の一つだ。のんびりとして長距離バスで疲れた身体を癒やすにはぴったりの街だ。ラオス旅行に備え体調を万全にするためにも数日間滞在し、ラオスの理解を深める時間に充てることにした。
(更新日 2014年7月15日)